Lambda ランタイム廃止通知を読む

「[Action Required] AWS Lambda end of support for Node.js 20」のようなメールは、使っているランタイムのサポート終了を知らせる通知です。すぐに関数が止まるわけではありませんが、放置すると更新できなくなり、セキュリティ修正も受けられなくなります。期日と対象の関数を押さえて、顧客ごとに対応を計画する必要があります。

最終更新: 2026-09-22

ランタイム廃止通知の意味

Lambda のランタイムは、言語コミュニティのサポート終了に合わせて段階的に廃止されます。サポート終了日を過ぎても既存の関数は動き続けますが、AWS からのセキュリティパッチや技術サポートの対象外になります。その後は、そのランタイムでの関数の新規作成がブロックされ、さらに時間が経つと既存関数の更新もブロックされます。

つまり「止まらないから後回し」にすると、いざ修正が必要になったときにコードを更新できない、という順番で問題が表面化します。通知には終了日と、アカウント内で対象になっている関数が書かれています。

英語で読むと落としがちなこと

このメールは、対象ランタイムを使う関数があるアカウントすべてに届きます。顧客のアカウントを 10 個預かっていれば、同じ件名のメールが 10 通並びます。どのアカウントにどの関数があるかは本文にしか書かれていないので、件名だけ見て「同じ通知」とまとめて既読にすると、対応漏れが起きます。

また、通知は 1 回で終わらず、期日が近づくと再送されます。最初の 1 通で対応を計画し、台帳にメモを残しておけば、再送分は着手済みのものとして流せます。

Sabaki での扱い

Sabaki は本文のアカウント ID から顧客を判定し、同じ件名でも顧客ごとに分けて受信箱に入れます。要約には対象ランタイムと終了日、本文に列挙された関数名が入り、期日として終了日が表示されます。対応の進み具合は台帳で顧客ごとに追えるので、「B 社は済んだが C 社はまだ」が受信箱を開くだけで分かります。

例: 届くメールと、Sabaki の表示

件名・本文は実際の通知を模した例です。アカウント ID や日付は架空のものです。

届くメール(英語)
From
Amazon Web Services <no-reply-aws@amazon.com>
Subject
[Action Required] AWS Lambda end of support for Node.js 20 [AWS Account: 987654321098]

Hello,

We are contacting you as we have identified that your AWS Account currently has one or more Lambda functions using the Node.js 20 runtime.

We are ending support for Node.js 20 in AWS Lambda on November 30, 2026. After this date, Lambda will no longer apply security patches or other updates to the runtime. Function creation using this runtime will be blocked at a later date, followed by function updates.

The following functions in the ap-northeast-1 region are affected: report-batch, image-resize.

Sabaki の表示(日本語)
要対応B 社(基幹システム)987654321098(B 社 本番)期日: 2026-11-30

B 社本番で使われている Lambda の Node.js 20 ランタイムが 2026-11-30 にサポート終了します。対象は report-batch と image-resize の 2 関数です。

終了日を過ぎても関数は動き続けますが、セキュリティ修正の対象外になり、その後は新規作成、さらに更新がブロックされます。終了日までに 2 つの関数を新しい Node.js のランタイムへ移行し、動作確認まで済ませてください。移行には依存パッケージの更新が伴うことがあるので、顧客と作業の日程を早めに合わせておくのが安全です。

同じ件名のメールが A 社のアカウントからも届けば、A 社の受信箱に別の通知として入り、A 社の関数名が要約に載ります。

対応の進め方

ランタイムの移行は顧客側の予算や日程が絡むので、通知が届いた時点で見積もりの材料をそろえておくと早く動けます。

  • 解説に書かれた関数名と期日を、顧客ごとの対応台帳のメモに残し、着手したことを分かるようにする
  • 日本語の要約をそのまま顧客への案内に使い、移行作業の日程と費用を提案する
  • 作業が終わったら「対応済み」にし、再送された通知は件名で検索してまとめてアーカイブする

AWS の通知を 1 通転送すれば、日本語の解説付きで返ってきます

Free プランは 1 アカウント・1 席でクレジットカード不要。AWS 側の設定変更もアクセスキーの登録も要りません。

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