AWS コストの見える化と削減提案
読み取り専用の IAM ロールを 1 つ接続するだけ。支出の推移と、放置されたリソースの月額を数分で表示します。
- アイドルの EC2・RDS、未アタッチの EBS、未関連付けの EIP を、直近 30 日にコストが発生したリージョンすべてで検出。月額の概算つき
- 渡すのは読み取り専用ロールだけ。アクセスキーは登録せず、書き込み権限が無いので勝手に削除も購入もできません
- コストの見える化と AI の削減提案は Free(¥0・1 アカウント)でフル機能。クレジットカード不要
AWS の請求額が「なぜ増えたか」「どこにムダがあるか」を、アカウントごとに実額で見たい。Sabaki は読み取り専用の IAM ロールだけで支出の推移を可視化し、放置されたリソースを検出して削減額を提案します。コストの見える化と削減提案は Free プランでも全機能を使えます。
最終更新: 2026-09-22
何が見えるようになるか
接続したアカウントの支出を Cost Explorer のデータから取得し、月ごとの推移、今月ここまでの支出、サービス別の内訳を表示します。複数のアカウントを接続すれば顧客ごと・アカウントごとに切り替えて見られるので、「先月より増えた理由」を聞かれたときに、どのサービスが増えたかまで答えられます。
あわせて、ムダになりやすい 4 種類のリソースを、直近 30 日にコストが発生したすべてのリージョンで検出します。CPU 使用率の低いアイドル状態の EC2 と RDS、どのインスタンスにも付いていない EBS ボリューム、どのリソースにも関連付けられていない Elastic IP です。それぞれの月額の概算を AWS の料金表のオンデマンド料金から算出し、AI が読み手の言語で「なぜムダと判断したか」「どう対処するか」を説明した削減提案として並べます。
読み取り専用だから安心して接続できる
Sabaki にアクセスキーを渡す必要はありません。お客様の AWS アカウントに読み取り専用の IAM ロールを作り、Sabaki がそのロールを External ID 付きで一時的に引き受けます。ロールに含まれるのは Cost Explorer の参照、EC2・EBS・RDS などの Describe、CloudWatch のメトリクス取得といった参照系の権限だけです。
提案は提案のままです。Sabaki がリソースを自動で削除したり、購入したりすることはありません。書き込み権限を持たないので、技術的にもできません。実施するかどうかは、提案を読んだうえでお客様と顧客が決めます。
Free で使える範囲と Pro の違い
Free プラン(¥0)は 1 アカウントですが、コストの推移、4 種類の検出、AI の削減提案はすべて使えます。Team(月額 ¥2,980・税抜)以上でアカウント数が無制限になります。Pro(¥22,800)では、AWS が算出する Right-sizing、Reserved Instance、Savings Plans の推奨を毎晩取り込んだ提案と、Organizations 配下アカウントのサービス別内訳が加わります。
例: 届くメールと、Sabaki の表示
件名・本文は実際の通知を模した例です。アカウント ID や日付は架空のものです。
- From
- AWS Budgets <no-reply-aws@amazon.com>
- Subject
- AWS Budgets: monthly-prod has exceeded your alert threshold
Dear AWS Customer,
You requested that we alert you when the actual cost associated with your monthly-prod budget exceeds 80% of the budgeted amount for the current month. The actual cost is USD 2,410.55, which is 80.4% of your USD 3,000.00 budget.
Budget period: 2026-09-01 to 2026-09-30. Account: 123456789012.
A 社本番の月次予算 monthly-prod が 80% に達しました(USD 2,410.55 / 3,000.00、9/18 時点)。このペースでは月末に予算を超えます。
月の 6 割の時点で予算の 8 割を使っているため、このままなら超過します。Sabaki のコスト画面で A 社のサービス別内訳を先月と比べ、増えたサービスを特定してください。削減提案に載っているアイドルの EC2 や未アタッチの EBS があれば、その月額が具体的な削減余地です。顧客には「何が増えたか」と「どこを削れるか」をセットで報告するのが早道です。
Budgets のアラートは AWS 側で予算を設定している場合に届くメールです。設定していなくても、Sabaki のコスト画面は接続した時点から支出の推移を表示します。
提案の更新タイミング
アカウントを接続した直後に一度分析し、その後は毎晩自動で更新します。すぐに確かめたいときは「今すぐ再分析」で手動でも実行できます(アカウントごとに 1 日 3 回まで)。提案は「未対応」「適用済み」「却下」「保留」で管理でき、「未対応」のまま分析が検出しなくなった提案は「解決済み」になります。削減額の概算はダッシュボードに積み上がります。
始め方
接続はワンクリックの CloudFormation テンプレート、IAM のコンソール、CLI の 3 通りから選べます。テンプレートの中身は公開しているので、適用前に権限を確認できます。接続後、最初の分析結果は数分で表示されます。
読み取り専用ロールを 1 つ接続すれば、数分で最初の結果が出ます
Free プランは 1 アカウント・1 席でクレジットカード不要。必要なのは読み取り専用の IAM ロールだけで、アクセスキーの登録も書き込み権限も要りません。
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